甘エビって甘くてやわらかくておいしいですよね^^
回転すしに行くと必ず食べるメニューの一つです。
でも家でわざわざ買って食べることは少ないと思います。
お刺身を買うときは、ついマグロやサーモンを選んでしまいませんか?
そんな甘エビですが、栄養成分はどんなものが含まれているのかご存知ですか?
また1年中、食べることができますが本当の旬はあるのでしょうか。
今回は甘エビの栄養成分と効果、そして簡単にできるおすすめしシピもご紹介します。
目次
甘エビの旬
甘エビの水揚げ量が最も多いのは北海道です。
一年中食べることができますが、実は3~5月と9~12月が旬なんです。
甘エビの正式な名前は「ホッコクアカエビ」と言います。
でも身が甘いことから、いつしか「甘エビ」と呼ばれるようになりました。
甘エビの栄養成分
それでは、お待ちかねの甘えびの栄養成分を見ていきましょう。
主な成分とその働きです。
ビタミンE
ナッツ類や植物油などに多く含まれるビタミンEですが、甘エビにも豊富に含まれています。
ビタミンEは、抗酸化作用があり体内の酸化を防いでくれます。
そのため、動脈硬化などの生活習慣病を予防したり老化防止に役立ちます。
ビタミンB12
甘エビにはビタミンB12が含まれています。
このビタミンB12は、悪性貧血の予防に有効と言われています。
またタンパク質、脂質の合成を補助、修復して精神の安定、集中力、記憶力を向上させる働きがあります。
カリウム
甘エビには野菜によく含まれているカリウムも含まれています。
カリウムは体内の余分な水分や塩分を外へ排出させ血圧を調節する働きがあります。
でも腎臓機能が低下している方は、カリウムを控える必要があります。
あまりとりすぎるとよくないので医師に相談してみてください。
リン
リンの約85%が骨や歯として存在しています。
食品から摂取するカルシウムとリンの比率は1:1が理想と言われています。
牛乳はカルシウムとリンのバランスがいいので効率よく骨を強化することができますよ。
以上が甘エビの主な成分なのですが、この成分によって期待される効果はどんなものがあるのでしょうか。
期待される効果
- 疲労回復
- 生活習慣病の予防
- 悪性貧血予防
- 高血圧の予防
- 骨粗しょう症の予防
結構、いろんな効果が期待できますね。
でも身が甘いことから、そのカロリーを心配する人もいるのではないでしょうか。
一般的に生のものは酵素がたくさん含まれているので、体にいいとかヘルシーであるといわれていますよね。
それほど高くないですね。
甘エビを100gも食べることはないかもしれませんが。
甘エビの選び方
では今度は、スーパーで甘エビを買うときのポイントについてお伝えします。
- 殻や身に透明感のあるもの
- 脚や尾の付け根が黒くないもの
- 身が引き締まっているもの
これらを目安に選んでください。
甘エビは生で食べるのが一番向いています。
でもすぐに食べることができない時もあると思います。
そんな時は、甘エビを上手に保存しましょう。
甘エビの保存方法
頭がついている甘エビは傷みやすいです。
なので買ってきたら、先に頭を切り落としてください。
そして背ワタを取り除きます。
乾燥を防ぐために、殻は調理直前までつけたままにしましょう。
甘エビに限らず、エビは鮮度が大切なので、出来るだけその日のうちに食べるようにしてください。
甘エビの下処理の方法
今度は甘エビの下処理の方法です。
殻をむく前に下処理をすることで、汚れが落ちるだけでなく食感もよくなります。
有頭、無頭どちらの場合でも行ってください。
- 甘エビを流水で軽く洗い、片栗粉を全体にまぶす。
- 流水で片栗粉を洗い流して、キッチンペーパーで拭く。
- 殻をむく。
ちょっと面倒くさいかもしれませんが、おいしく食べるには下処理は大事です。
面倒くさい場合は、もうすでにそのまま食べれる状態の甘えびを購入したほうがいいでしょう。
それではお待ちかねの甘えびを使った簡単でおいしいレシピのご紹介です。
甘エビとアボカドの豆腐サラダ
材料(2人分)
甘えび 8尾
アボカド 1/2個
レモン汁 少々
マヨネーズ 小さじ1
わさび 少々
絹こし豆腐 150g
醤油 小さじ1
作り方
- 殻付きの甘えびの場合は、下処理をしてください。
- 甘エビのしっぽを取り、食べやすい大きさに切る。
- アボカドは角きりにしてレモン汁をかける。
- ②とマヨネーズ、わさびを混ぜて、豆腐の上にのせる。
- 醤油をかけて完成!
わさびが苦手な方は入れなくても大丈夫です。
とってもヘルシーでお酒のあてにもちょうどいいですね^^
特にアボカドは美容にもいいので女性にはうれしいレシピです。
まとめ
今回は甘エビの栄養成分と効果をまとめてみました。
甘えびはヘルシーで栄養価の高い食材です。
お寿司で食べるのもおいしいですが、糖質制限中はごはんはあまりおすすしません。
できるなら甘えびは生のまま食べる方がいいです。
それだけではお腹がいっぱいにならないという人は、おすすめレシピを作ってみてくださいね。
今回の記事がお役に立てればうれしいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。